法改正に対応する工場の熱中症対策と
遮熱シートによる環境改善
熱中症対策について
労働者の安全と企業の信頼を守る
熱中症対策義務化について
2025年6月1日より「改正労働安全衛生規則」が施行されました。これによって、企業から労働者に対する熱中症対策が義務化されたことになります。「どのくらいの業務が該当するのか」「どの状況で具体的に何をするべきなのか」という基準が明確になったため、これまで熱中症対策を行っていた企業にも、さらなる強化が必要になる場合もあります。労働者の安全、企業の信頼、安定した事業の運営のために必要な熱中症対策について、詳しく解説いたします。
参考元:厚生労働省「職場における熱中症対策の強化について」
職場における
熱中症による死亡災害の傾向
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死亡災害が2年連続で30人レベル。
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熱中症は死亡災害に至る割合が、他の災害の約5~6倍。
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死亡者の約7割は屋外作業であるため、気候変動の影響により更なる増加の懸念。他の災害の約5~6倍。
ほとんどが
「初期症状の放置·対応の遅れ」
早急に求められる対策
「職場における熱中症予防基本対策要綱」や「STOP!熱中症クールワークキャンペーン実施要綱」で実施を求めている事項、現場で効果を上げている対策を参考に、
現場において
死亡に至らせない
(重篤化させない)ための
適切な対策の実施が必要。
熱中症対策義務化の概要
2024年4月施行の「改正気候変動適応法」により、「熱中症特別警戒アラート」の運用が開始。熱中症対策が強化される中、さらに2025年6月に「労働安全衛生規則」が改正されたことで、熱中症対策が法的な義務となりました。
熱中症対策に関わる法改正の背景
近年の猛暑によって労働災害が深刻化。死傷者の数は2012年(平成24年)の440人に対し、2023年(令和5年)には1106人にまで増加しています。
熱中症による死亡災害の原因の多くは「初期症状の放置・対応の遅れ」にあります。職場の温度調整や水分補給、休憩の仕組みといった環境改善はもちろんのこと、周囲の人による対応の強化も効果的です。
このため、現場で効果を発揮した施策をもとに、義務となる熱中症対策が明文化されました。
出典:厚生労働省「職場における熱中症対策の強化について」
法改正前後で、いったい何が変わる?
大きな変化は「明確な数値(WBGT値)に基づいた具体的な対策の指示」です。
これまでの熱中症対策は、「努力義務」として対応の範囲が企業の主観的な判断に委ねられていました。その後、2024年4月に「熱中症特別警戒アラート」の運用が始まり、環境省から「対策が必要な日と気温が上昇する日」の発表がなされるようになりました。
さらに、2025年6月に改正した「労働安全衛生規則」によって、「熱中症対策として、企業は何をしなければいけないか」という、対策の中身に言及され、客観的な指標に準じた、具体的な対策案が定められることになりました。
出典:厚生労働省「職場における熱中症対策の強化について」
適用される条件
熱中症対策の義務化は、業種や労働環境にかかわらず「すべての事業者」に適用されます。そのため、「社員の大半は快適な屋内で業務を行うが、一部のスタッフのみ過酷な状況での作業がある」「作業を行う場所は日陰で、あまり暑くならない」といったケースでも対応が必要な点に注意してください。
特に注意が必要な環境
すべての事業者が熱中症対策を
行う必要がありますが、
以下のような環境で作業が発生する場合は、
特に注意が必要です。
①広い空間
空調が効きにくい
②風通しが悪い
熱気や湿気がこもる
③厚着必須
防護服などで体温が上がりやすい
④準屋外
屋根はあるが熱気を防ぐ壁がない
⑤監視困難
体調不良の発見が遅れやすい
熱中症対策の判断に必要な
WBGT値とは
WBGTとは日本語で「暑さ指数」と呼ばれ、気温・湿度・輻射熱(日射や地面からの照り返し)の3つの要素を取り入れた指標のことです。
「Wet Bulb Globe
Temperature(湿球黒球温度)」の略称で、熱中症のリスクを測るための国際的な規格です。WBGT値をもとに労働環境の改善を行ったり、作業そのものの負担を調整したりします。
企業が行うべき熱中症対策
一定のWBGT値を超えない環境での作業が望ましいですが、作業内容や立地によっては難しいことも。
その場合は、以下のような熱中症対策を行う必要があります。
作業環境管理
屋根や壁、遮熱シートなどを設置することで、太陽光や照り返しを遮る工夫を行います。また、冷房設備のある屋内や日陰などに休憩所を設置することで、「過酷な状況のまま作業を続ける必要がない場所」を作ります。
作業管理
作業時間の調整や水分・塩分の摂取を促す、通気性の良い服装を採用するなど、作業そのものの見直しを行います。単に涼しい環境に居続けるのではなく、暑さへの持った体づくり(暑熱順化)も効果的です。
健康管理
睡眠、飲酒、食事などの生活環境は熱中症のリスクに直結します。適宜健康状態の声掛け確認を行うのはもちろんのこと、本人からの健康相談や不調の申告に耳を傾け、作業の調整を行います。
労働衛生教育
熱中症による死傷リスクは、周囲の対応によって大きく変動します。従業員には、熱中症の症状、予防策、応急処置、想定されるリスクなどについて教育を行い、相互に熱中症を防ぐ体制を整えます。
具体的な施策について
企業が行うべき熱中症対策について、
具体的な施策をご紹介します。
作業環境管理
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屋外・半屋外の作業場に屋根や壁を設置して日光を遮る
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工場や倉庫の屋根・壁に遮熱シートを設置して気温の上昇を防ぐ
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サーキュレーターや大型送風機を活用して空気の循環を行う
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スポットクーラーやミスト扇風機を利用して作業場の温度を下げる
作業管理
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WBGT値が高くなる時間を避けた出勤・休憩を設定する
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時間帯だけではなく、WBGT値を基準とした休憩を設ける
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気温の上昇に合わせて作業量を調整し、体を暑さに慣らす(暑熱順化)
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水分・塩分補給の時間を設けてルーチン化する
健康管理
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検温や朝食の摂取など、始業前にチェックリストで確認を行う
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作業管理者による声掛けで不調者の早期発見に繋げる
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心拍数や体温の変化を検知するウェアラブルデバイスの導入
労働衛生教育
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熱中症対策や症状、対処法について周知して連携をとる
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初期症状や応急処置について、緊急時に確認できる掲示物の設置
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救急処置のロールプレイングで実際の対処を学ぶ
企業の信頼に直結する
熱中症対策義務化に関する罰則
熱中症対策を怠った場合、
刑事罰が科される恐れがあります。
これにより、「6ヶ月以下の拘禁刑または50万円以下の罰金」のリスクがあります。
法的リスク
熱中症対策を怠り、労働災害が発生した場合、企業は「安全配慮義務違反」に問われる可能性が非常に高いです。これは、労働契約法に基づき、企業が従業員の生命や身体の安全を確保するために必要な配慮を行う義務のことです。
社会的リスク
現代において、熱中症による労働災害の発生は、企業のブランドイメージに致命的な打撃を与えます。特に重大な事案が発生した場合、報道機関による実名報道だけでなく、SNSを通じて広く拡散され、企業間の信頼関係はもちろんのこと、採用活動にも大きな影響を及ぼします。
経済的リスク
労働災害によって、現場検証や安全確認のために生産ラインは一時的に停止。納期の遅延、機会損失、従業員の士気の低下など、あらゆる側面から事業に影響を及ぼし、罰金や信頼関係以上の損害を招くことになります。
工場・倉庫の屋根や壁に
スピード設置
過酷な作業環境を快適に変える
遮熱シート
こんなお悩みを抱えている工場・倉庫管理者の方には「遮熱シート」がおすすめです。
「すぐに熱中症対策を
強化したい」
「メンテナンスコストが
低い設備を導入したい」
「でも、電気代は
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太陽の輻射熱97%カット
室内温度最大マイナス11℃
※ メーカーテスト時の温度変化です。諸条件にて効果は変わります。
真夏の暑さ対策に有効
空調負担約30%削減
※ メーカーテスト時の温度変化です。諸条件にて効果は変わります。
アフターサポート
製品・工事保証:5年間
施工実施(4~6週間)
工場は通常通り稼働で
工事開始
現在の工場・倉庫の屋根や
壁に設置するだけで快適な温度に。
施工実績・お客様の声
工場の暑さ対策・屋根の雨漏り対策
空調の電気代削減に成功
食品工場A社様
岐阜県関市
倉庫の暑さ対策
熱中症の従業員をゼロに
印刷工場B様
愛知県刈谷市
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某工場
愛知県祖父江町
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